サーバエンジニアがプラスアルファで持っておきたい「AWS」

資格は武器になる!サーバエンジニアの資格をとろう!

持っておきたい「AWS」認定資格

フリーランスのサーバエンジニアとして、市場価値を高めたいと考えているなら、クラウド、特に「AWS」のスキルは強力な武器となり得ます。AWS認定資格は、自身のクラウドスキルを客観的に証明する手段としてとても有効です。ここでは、AWSの概要に加え、特にサーバエンジニアにおすすめのAWS認定資格について紹介したいと思います。

持っておきたい「AWS」認定資格

AWS認定資格とは?

AWS認定資格は、Amazonが提供するクラウドプラットフォーム「Amazon Web Services (AWS)」に関する知識とスキルを公式に認定する資格です。
AWSは、クラウド市場で圧倒的なシェアを誇っており、そのAWSのスキルを持つエンジニアの需要は非常に高まっています。AWS認定資格を取得することで、クラウド環境、特にAWSにおける自身の専門性を証明でき、クライアントからの信頼獲得、ひいては高単価案件の獲得にも期待が高まります。サーバエンジニアにとって、AWSスキルはもっておいて損はない資格だといえるでしょう。

難易度は4段階

AWS認定資格は、難易度と専門性によって4つのレベルに分かれています。
まず、クラウド初心者やAWSの基礎知識を学びたい方を対象とする基礎レベル (FOUNDATIONAL)には、「AWS認定クラウドプラクティショナー」など2つの資格があります。この資格では、AWSの基本的なサービス、クラウドの概念、セキュリティ、料金体系など、クラウド全般とAWSの基礎知識を習得可能です。1ヶ月程度の独学で取得できる、初心者向けの難易度とされています。サーバエンジニアとしては、AWSを活用したシステム構築の基礎を理解する上で有用です。
また、AWSの使用経験が約1年程度ある方を対象とするアソシエイトレベル (ASSOCIATE)には、5つの資格があります。たとえば、「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト (SAA)」は、AWS環境でのシステム設計・デプロイに関する知識を証明する資格です。学習時間としては、50~100時間程度が必要とされています。「AWS認定SysOpsアドミニストレーターアソシエイト」は、AWSシステムの運用・監視・トラブルシューティングに関する知識が必要。こちらも50~100時間程度の学習時間が見込まれます。これらの4つの資格は、中級者向けの難易度です。
AWSの高度な知識と2年以上の実務経験を持つ方を対象とするプロフェッショナルレベル (PROFESSIONAL)には、2つの資格があります。プロフェッショナルという名の通り、こちらの2つの資格は上級者向けです。「AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル (SAP)」は、高度なシステム設計・デプロイ、パフォーマンス最適化、コスト最適化に関する深い知識を要求されます。50~100時間程度の学習が必要となるでしょう。 さらに、特定のAWSサービスに関する深い専門知識を問う専門知識 (SPECIALTY)レベルの資格も存在します。難易度はこちらも上級者向けで、資格としては3つあり、いずれも実務経験2年以上、特定分野で5年以上が推奨されています。たとえば、「AWS認定アドバンスドネットワーキングスペシャリティ」は、AWS環境での高度なネットワーク設計・実装・管理に関する知識が必要です。

サーバエンジニアとしてプラスアルファのスキルを!

複数の種類があるAWS認定資格ですが、特にサーバエンジニアにおすすめなのが、「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト (SAA)」です。中級者向けのこの資格は、取得することでクラウドシステム設計の基礎を習得し、クライアントのニーズに合わせた最適なアーキテクチャを提案できるようになります。
さらに、上級者向けの資格「AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル (SAP)」を取得すれば、AWSに関する深い知識と高度な設計スキルを証明できるため、より高単価の案件や責任あるポジションを獲得できる可能性が高まります。
AWS認定資格は、クラウドのエキスパートとして活躍するための強力なツールといえるでしょう。自身のキャリアパスを考慮し、最適な資格に挑戦することで市場価値を高め、フリーランスとしてのキャリアをより豊かなものにすることができます。ぜひチャレンジしてみてほしい資格の1つです。

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