資格攻略の基本ルール

まずは参考書と問題集選びをしっかりと

資格の試験勉強をする際に、みなさんが使うのはおそらく参考書と問題集になるかと思います。参考書や問題集選びを間違うと、それを使った勉強も効果的なものにはなりません。勉強の第一歩として、まずは参考書と問題集選びをしっかり行いましょう。参考書に関しては、自分の身に付く説明、解説がされているかどうかが第一のポイントになります。どんな本であっても自分の頭に入ってこないものは意味がありません。本屋へ行って様々な参考書を手にして軽く読んでみて、自分に合った参考書を見つけましょう。
第二のポイントとして、読みやすいというだけでなく、詳しく説明されているものを選ぶようにしてください。長く使うものですから、大きめの本屋で比較しながら選びましょう。問題集に関しても同様で、しっかり解説のされたものを選びましょう。答えの部分が問題とは離れた位置にあるものを選んでください。参考書と同じ出版社ものを選ぶのもおすすめです。問題を解いたあとの参考書を使った復習がしやすくなります。

ひとつの参考書と問題集をマスター

勉強が不得意な人の中に、同じ分野の参考書を何冊も持っている人がいるかと思います。おそらく参考書を読んでもわからなかったため、次の参考書に手を出し…というのを繰り返してしまったか、あるいは持ってるだけで勉強したつもりになってしまったといった理由ではないかと思いますが、これはまったく意味がありません。
参考書と問題集を買ってきたらそこから手を広げずに完全にマスターするようにしましょう。参考書には問題集で得た知識などを書き込んでもかまいません。自分なりの参考書を作っていったほうが頭に入るものです。ただし問題集に答えを書き込むことは絶対にやめましょう。別途ノートなどを用意してそちらに答えを書き込んでください。

過去問をチェック

過去問を解いてみるということはとても重要なことで絶対に欠かせません。過去問は1年やって終わりとかではなく、10年分くらいは解いてみてください。その際、問題に答えを直接書き込んではいけません。別途ノートを用意するなどしてそちらに答えを書きこみましょう。できなかった問題があったら丸を付けたりチェックを入れておくなどしておくと、あとでまた振り返る際に便利です。復習を繰り返して全部満点が取れるくらいにしておきましょう。

問題集から解く

最初に問題集を解いてみるというのも人によっては効果的でしょう。問題集にあたることで、どのようなことが聞かれるのかがわかるからです。いきなり参考書を読んでも頭に入ってこない時には、問題集にあたってみてどのようなことが聞かれるのか確認してみてもよいでしょう。

とにかく慣れる

いくら勉強して知識を得たとしても、それを実際の試験で頭の外に出せなければ意味がありません。問題に慣れれば、問題に対応できる知識の整理がしやすくなります。参考書だけで勉強するのではなく、必ず問題集や過去問を解きましょう。問題を解いた後にまた参考書で勉強し直してください。それを繰り返せば、勉強したことは頭の中で整理されて定着していきます。これは勉強の基本でもあります。